こんにちは。ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室Nikaのいとうゆいです。
先日、障がい児や医療的ケア児とその家族がのびのびと過ごせる場所、必要な支援が少しでも多くの人に必要なタイミングで届くようにと、活動されているwaccaさんでのぐちゃぐちゃ遊びのサポートをさせていただきました。
その時の様子と想いをお伝えしていきます。
こーーーんなにたくさんのご家族と一緒に思いっきり遊んできました!
今回のテーマは、「あめ」
雨でも楽しい♪を感じられる時間になったかな~?♡
まずは、みんなで雲をつくったよ♪
雲の中に、はいっちゃえー!!!
「あたまにくもがのったー!!」
「わぁぁ!雲が追いかけてきたー!!逃げろー♪」
ちょっとお外から覗いてみようかな♪
同じものを使って同じ空間で遊んでいても遊び方は十人十色♡
「それ、楽しそう!」「真似っこしてみようかな。」「やっぱり自分のやり方でもっとやりたい。」
どれもハナマル♪
みんな違ってみんないい!!
それぞれのペース、それぞれの方法で遊んでね。
たくさんの雲ができたら、雨が降ってきた!
「おひざにも、雨をふらせちゃえっ♪」
「雨でおズボン濡れちゃった~!ぴちゃぴちゃひんやり♪」
水たまりができてきたよ♪
「雨が降ってきたからちょっと休憩、雨宿り♪」
お膝の上でくつろぐ姿もたまらない♡
そして、それを見守るみんなもいいお顔♪
アジサイをみんなで咲かせよう♪
ぬりぬりぺたぺた♪
足にもアジサイ咲かせちゃえーっ!!
私はお顔にアジサイ咲いちゃった♪
みんな思い思いに楽しんでくれました♪
子どもも大人も全力で遊び、笑顔いっぱい!エネルギー満ち溢れるキラキラとした姿にたくさんのパワーをもらいました!!!
そして、この空間に障がいや疾患を感じることはなく、「障がいは環境で変わる」とはこのことだということ、waccaに関わるみなさんのあたたかさを感じ、胸が熱くなりました。
全てのご家族の出来事を、自分事として捉え、動き続ける人がいることがどれだけ子育て中のママやパパにとって心強く、大きな力になるのか。「1人が動いたところで、社会は変わらない。」ではなく、「1人でも動けば、仲間が増える!あたたかな輪が広がり、社会が変わる!」そんな姿をみせてくれました。
私が願っていた、こうなってほしい!と願っていた社会は、理想ではなく実現できるもの。まずは微力でも動いてみよう!と思わせてくれました。
waccaのようなあたたかな空間に感動したということは、まだこれが当たり前ではない。ということ。
これが当たり前になってほしい。
きっと、障がいや疾患を知ってから今まで、不安や苦悩、葛藤もあったと思うし、前向きに楽しく!と思いながらもやはり不安に襲われたりしているのではないかと思います。
そんな中、障がいや疾患を理由に、受け入れてもらえる場所がなかったら、もっともっと不安な気持ちになるし、理解してもらえなかったら、自分たちでなんとかするしかない!って頑張りすぎて辛くなっちゃう時もあるんじゃないかな。と思います。
障がいや疾患を理由に諦めたり、必要以上に悲しい想いをすることのない世の中になってほしい。
“障がいのある子”“疾患のある子”じゃなく、一人の人としてみてください。
なにかができない子じゃなく、どんなステキなところがあるのかな?どうやったら一緒にできるのかな?
「わたしと違うけど、あなたのそこもステキだね。」「そんなやりかたもあるんだね。」
ぐちゃぐちゃ遊びのように、一人一人の違いもおもしろい!素敵だね♪ってみれたら、お互いの世界が広がって、もっともっとワクワクもあたたかさもが広がる!!!
お互いの良さを認め合える。個性を大切にし合い、みんなが生きやすい。「苦手なことがあってもいいよ。手伝うよ。」「これが苦手だから、手伝ってほしいな。」そう言えることは、障がいの有無関係なく、みんなが生きやすく輝ける!!
自分も相手も大切にできる。尊敬し合える。
私は、そんな中で娘に過ごしていってほしい。と願っています。
みなさんは、わが子にどんな社会で育ってほしいですか?
親のみる世界は子どもにも影響すると思っています。
「うわっ、雨だ。」と不機嫌な親がいたら今は、「雨だー♪」と喜ぶ子どもも雨の日にワクワクし続けることは難しいですよね。
ステキなところを、楽しいことを見つけてステキな世界をみてほしい。
なので、まずは、私たち大人がしっかりと知った上で、子ども達にみせたい社会をつくっていきませんか。
環境でなくせる障がいはなくしていこう!!
偏見や差別もなく、みんな平等に権利がある。それが当たり前になってほしい。
まずは、1人でも多くの人に、まだ平等に権利がないことを知ってほしい。
実は、今回、このブログを書くにあたって、何度も消したり書いたりを繰り返していました。
当事者ではない私が、どこまで理解できているのか。嫌な思いをさせてしまうことになるのではないか。と思ったからです。
ですが、発信することで、少しでも多くの方に障がいや疾患のあるお子さんやそのご家族のことを知ってほしい。
障がい児や医療的ケア児の居場所作りをしているwaccaさんやうるの木さんを知っていただきたく投稿させていただきました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。